Our Heart
縁の想い
家は、人生で最も時間を過ごす場所です。その家のリノベーションを誰に任せるかは、家族の暮らしを誰と分かち合うかと同じくらい大切な選択です。
これまでのリフォーム業界は、「速さ」「安さ」「件数」を価値の中心に置いてきました。短時間で多くの工事を回し、価格で勝つことが評価される時代。お客様も、無料見積もりと最短工期を当たり前と感じるようになりました。
けれど、その競争の中で失われてきたものがあります。実務家と直接話せる時間。実務家の本音。人と人の相性。一軒ごとに、じっくり考える余白。
縁が信じる新しい価値は、ここにあります——顔の見える関係、ゆっくり対話できる時間、末永い信頼。安く・早く仕上げることではなく、長く愛せる家を、誠実な実務家と作る。一軒ごとに、人と人がじっくり向き合う場所。
それが、縁の想いです。
なぜ、実務家に相談することが大事なのか
多くのリノベ・リフォーム会社で、最初に対応するのは営業マンです。営業マンは契約を取るプロフェッショナルですが、施工の経験はありません。お客様が「どのメーカーの建具がしっかり作られているか」「この材料の施工法を知っていますか」と尋ねても、その場で答えられる範囲は限られています。
一方、実務家は現場で手を動かしてきた人です。図面の数字ではなく、木の質感、施工の手順、過去の失敗と工夫を、自分の体で知っています。だから、お客様の不安や迷いに対して、本当の意味で具体的に答えられます。
家を作るのは、最終的に実務家です。営業マンの説明と、実際の工事が違っていた——という不幸を防ぐ最も確かな方法は、最初から実務家と話すこと。リノベは「契約を結ぶ商品」ではなく、「人と人とで作る家」だからです。
お客様が知りたいのは、見積書の数字ではなく、家がどう作られるかの物語。それを語れるのは、現場の手を持つ実務家だけです。
The Hidden Cost
「無料」のほんとうのコスト
「無料」の見積もりに、料金はかかりません。
そのかわりに、別のものを失っています。
ほんとうの情報は、ただでは届きません。
選んだ理由を、自分の言葉で言えること。
それが、後悔しない選び方の、最初の一歩です。
時間の損
矢継ぎ早の電話、何社にも繰り返す説明。リノベを決める前から、すり減る毎日が始まります。
本音の損
営業マンは契約を取る話をします。経験豊富な実務家の本当の意見は、聞けないまま決めることに。
相性の損
ゆっくり相手を知る時間がなく、合わない業者を選んでしまうかもしれない。家のリノベは、何度もやり直せません。
迷いの損 — 相見積もりが招く混乱
「もっと安く」と相見積もりを重ねるほど、各社の数字や説明が違いすぎて、何を基準に決めればいいかわからなくなります。安いところには裏があるのではと不安、高いところには「なぜこの値段?」と疑問。決められないまま日々が過ぎ、最後は疲れて妥協で決めてしまうことも。
お金の損(最終的に)
「無料」の裏には営業コストが乗っています。複数社が競争する仕組みでは、見積もりに営業費が上乗せされることも。結局、割高な工事になりがちです。
Inquiry
なぜ、無料見積もりになったのか
なぜ、リフォームの「相談」も「見積もり」も、無料が当たり前になったのでしょうか?
かつては、設計や相談の時間に対して、対価を払う文化がありました。けれど近年、大手チェーンや比較サイトが「一切無料」「最短で複数社から」と訴えるようになり、それが業界の常識として固まりました。「無料でなければお客様は来ない」——業者の間でも、そんな声が一般的になっています。
しかし、その「無料」はどこから生まれているのでしょうか。そして、誰がほんとうに得をしているのでしょうか。誰が、損をしているのでしょうか。施工業者は経営をしています。無料相談・無料見積もりにかかる人件費・営業費は、回り回って、契約していただいたお客様の工事代金に上乗せされる。あるいは、契約に至らなかった施工業者が、その時間と費用を丸ごと負担している——それが業界の現実です。
誰のためにもならない仕組み
お客様は大量の見積もりに振り回され、何を信じればいいかわからなくなる。施工業者は本来の手仕事から離れ、契約のための営業に追われて疲弊する。誰のためにもなっていない仕組みが、いつの間にか常識として根づいてしまいました。
インターネットが「便利さ」を約束したはずでした。けれど、選択肢が増え、比較が容易になるほど、お客様も施工業者も、かえって忙しくなっていく。一括見積もり、比較ランキング、最短マッチング——便利さの名のもとに、誰もが「余白」を失っていく。それも、今の業界の姿です。
縁は、その構造を見つめ直すところから始めました。一歩離れて、対話の質を取り戻したい。私たちの名「YOHAKU(余白)」は、急ぎすぎる時代に、考える間、迷う間、待つ間——その余白を取り戻すという想いを込めています。それが、私たちの選んだ道です。
Voice from the Field
実務家の本音
無料見積もりを出すたび、私たちは「契約のための話」をしています。お客様が安心するように、必要以上に丁寧に。でも本当は、「この工事はやめたほうがいい」「この材料より別のほうが長く持つ」と言いたいことが、たくさんあります。
無料の場で本音を言って契約が逃げたら、その時間がすべて赤字になります。だから、当たり障りのない話をするしかない。それが、業界の現実です。
縁の有料相談には、契約のプレッシャーがありません。だから「今やらなくていい」「ここはこうしたほうが安く済む」と本当のことを言える。お客様にとって本当に役に立つ話ができる。それが、私たち実務家にとっても、ようやくできる仕事です。
価格を取ることは、
対話の質を担保すること。
敷居を作りたいわけではありません。
本気でリノベを考える方と、本気で答えたい実務家が、
薄まらずに出会える場であるために。
Pono.House との関係
縁は、所沢のリノベーション会社 YOHAKU lab(Pono.House) が運営しています。Pono.House は「自社施工で、実務家の誠実さと自然素材で家をつくる」ことを大切にしてきました。
しかし、Pono.House 一社だけでは、所沢周辺すべてのお客様にお応えしきれません。縁は、Pono.House の想いを共有できる地元の施工業者を厳選し、お客様とつなぐ場として作られました。Pono.House の補完であり、地域の家づくりを支える協働の場です。
